小学生の反抗期に疲れたと悩む方は多いのではないでしょうか。 実際に小学生の反抗期の悩みに直面し、解決された方にお話をお聞きしました。
体験談1. ひどい言葉は、脳内変換して良い言葉に
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:10歳の女の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
小学校に入学当時は、宿題や通信教材を嫌がらずやっていましたが、小学4年生頃からやらなくなり、やるよう言うと暴れ、歯向かうようになりました。
反抗期は長く、喜怒哀楽が激しい性格なので、小学4年生~大学生まであったような気がします。ピークは中学生です。
私が試してよかったこと
解決方法は、小学校の頃の担任が話して下さったことを実践していました。「うるさい」と言われたら、翻訳。「静かにして下さい」と良い言い方に変換して聞くように、と。また、食事の時間に声をかけても来ない場合は、食事を片付けてしまうなど。
試したけど、効果がなかったこと
通信教材をやらせたかったんですが、やろうとしない。一緒にマンツーマンでやってもやらず、後でやると言ってやらない。ピアノも習っていて、練習をして出来る様になった曲を先生にアドバイスを貰うんですが、練習をやらないと先に進まず、苦労しました。
本人がやりたいと言って習い始めたけれど、向いていないと早々に感じ、暫くピアノを買わず、キーボードで3年間過ごしました。
練習しないけれど、続けると言うのでピアノを購入しましたが、テンションが上がるかと思いきや、変わらず自分からは練習せずに、地獄絵図の様に泣きながら練習をしていました。
その結果
やっと社会人になり、今では幼稚園教諭です。穏やかになって、今は私と仲がよく一緒に出かけたり、よく会話をします。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
一時的なものなので、あまり頑張ろうとせず、良い言葉変換の翻訳をし、気長に過ごしていれば、いい思い出になるかと思います。ひどい言葉をぶつけて来ますが、本心ではないです。
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体験談2. 子どもの世界から距離を置いた
3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:7歳の男の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
2年生の冬ごろ。妹にやつあたりがひどくなり、親の言うことに従わないだけでなくイライラした様子で強い口調で反抗する。叱っても負けじと言い返し、ふてくされる。
私が試してよかったこと
従わなければ無理矢理、怒鳴ってでもやらせていたことを、放っておくようにしました。友達との世界にも、彼達の世界だと距離を置きました。話しかけてきたら、よく反応してあげるようにしました。
試したけど、効果がなかったこと
今までに無いひどい口ごたえに、どこでそんな言葉を覚えたのかイライラムカムカして、ついこちらも応戦してしまうという悪循環は、ヒートアップするだけで効果は全くありませんでした。
その結果
母親に頼らざるを得ない時だけ都合よく近くに来ますが、それで良いと、こちらも大きく構えることで余裕ができました。むしろ離れて見ることで、子どもの良いところを発見できたり、信頼できるようになりました。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
私は無知で、反抗期は思春期頃のイメージがあったのですが、小学低学年頃にあると周りのママ友と一致して、少し安心しました。学校に慣れてきて、その余裕からストレスも感じるようになって、親に反発がきたのかもしれません。
でも、子どもの世界を信用して、客観的になることで新しい、一段階上の親子関係が築けたように思えます。
体験談3. 男の子を叱るのは男親に任せた
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:8歳と10歳の男の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
遊んだものを片付けない際に怒ったりすると、すぐふてくされるようになり、次第に口が悪くなって反抗的な態度を示すようになりました。
また、時々、物にあたって不躾な態度をするようになったので、これが反抗期かと悩む日々です。
私が試してよかったこと
頭ごなしに怒っても全く効果がなかった為、反抗期の息子のことは、基本的に旦那に任せておくことが一番の解決法でした。
旦那が叱れば、なぜか言うことを聞いてくれましたし、物を投げつけたりすることもないので、完全に頼っている状態です。
試したけど、効果がなかったこと
嫌な態度をする度に呼びつけて怒っていましたが、それをしても全く効果がないどころか、益々態度が悪くなっていったので、ただ叱るだけの行為は逆効果だということを学んだ気がします。
その結果
旦那に全て任せることに最初は気が引けましたが、旦那もしっかりと対応してくれて、子供達も言うことを聞いてくれるようになりました。結果的に、母親の私が介入しない方がうまくいくということを教わった気がします。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
ただ怒るだけでは子供に全く響かないことがあるので、同じ目線でしっかりと注意してくれる父親に任せることはとても良い方法だと思います。
とくに男の子の場合は母親をなめている節があるため、男性の力強い言葉で叱ってもらった方が響くのかもしれません。
体験談4. 文句は究極の甘え。言われても受け止めた
1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:10歳の女の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
小学3年生までは小学校に併設された学童へ通っていましたが、4年5年生は民間の学童へ通いました。
民間の学童へ通い始めてしばらくしてから、お迎えに行って家まで一緒に帰る間、朝、ママが雨が降るかも知れないから傘持って行ってと言うから持って行ったのに雨降らなかったじゃん!とか、毎日些細なことで文句を言い始め、家についてからも1時間以上ママが悪いんだから謝って!と言われ続けました。
私も仕事で疲れているので、軽くごめんねと謝ったら、ちゃんと謝って!とくってかかるように言われるので、頭に来て言い返すと、お互い引くに引けず、家に帰ってご飯作る間もずっとそばで謝って!と言われ、もう言い合いしたくないからトイレに逃げ込むと付いて来て、謝って!の連呼。
あの頃は毎日その繰り返しで、子供も私も疲れ果てていました。ちなみに、夫は帰宅が遅いのでケンカの最中は家におらず、子供と2人きりで煮詰まっていました。
私が試してよかったこと
毎日、寝顔を見る度に、あんなに言い返したり怒らなかったら良かったなぁと反省の日が続いていた頃、ふと思ったんです。
この子はまだ生まれて10年しか経っていないんだから、分からないことも出来ないことも沢山あって当たり前だし、民間の学童行って思い通りにならなくて我慢していることも多いんだろうなと。
お友達や先生に言えなくて我慢しているから、その反動でママにケンカ腰になっちゃうんだろうなと気づいたら、この子も大変で、ママにしか文句言えないんだろうと思うとなんだか健気に思えて来て。
それからケンカ腰でママが悪い、謝って!ときても、そうだねママが悪かったねと穏やかに受け入れられるようになり、とにかく言いたいこと全部言わせました。
そう大変だったね、大変だったのによく頑張ったねと褒めたり、ママは何を言われてもあなたのことが一番大好きだよと伝えて、ハグするようにしました。そうしていくと、だんだん落ち着いて来ました。
試したけど、効果がなかったこと
美味しいおやつで機嫌をとるのは、効果がなかったです。おやつ食べただけでは、心のモヤモヤは消えないみたいです。
正論を言うのも違います。間違ってないのに謝って!と言われても、悪くないから謝らない!と正論で訴えても、子供は正しいかどうかを問うているのではなく、自分をどう受け入れてくれるのかを見ているような気がします。
その結果
子供の話を聞いて、謝って!と言われたら、なんでママが謝るの!なんて言わずに、素直に謝るなど子供の求めるようにしていたら、ママには何を言っても話しても大丈夫、ママは何があっても好きでいてくれると伝わったのか、徐々に落ち着いて来て、けんか腰でつっかかってくることもなくなりました。小学4年と5年の頃が反抗期の全盛期で、それが落ち着いてから現在高3ですが、もう反抗期らしい反抗期はなくて、学校での嫌なことも、恋バナも何でも話してくれています。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
子供が反抗するのは、学校など外で1人で頑張っている反動だと思います。反抗する子に対抗して怒鳴っても反抗は治らないし、親も子も疲れ果てて余裕がなくなり、またケンカの繰り返しで悪循環です。私は子供に、ママは大人なんだからママが優しくなったらいいじゃん!と言われてしまいました。本当にその通り。子供が甘えられるのは親だけです。親が余裕を持って話を聞いてあげて、甘えさせてあげて下さい。そうすると、子供は安心して落ち着いて来ます。
子供は生まれてまだ十数年です。大人と同じほどのことは出来ないのが当たり前です。大人が余裕を持ち、子供の全てを優しく受け入れてあげましょう。余裕がなくてケンカすることもあるでしょう。親も完璧ではありませんから。怒りすぎた時は、仕事で疲れてたから怒っちゃった、ごめんねと謝りましょう。甘えさせるのは、なんでもやってあげるのではなくて、子供の気持ちを受け入れることだと思います。
体験談5. 子供の大切な物を一度失わせて考えさせた
2児の父。悩んでいた時の子供の年齢:8歳の女の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
スマホでYouTubeばかり見ています。その為か言葉遣いがユーチューバーの真似をしたりと、かなりひどいです。
私が試してよかったこと
『〇〇っていうユーチューバーが学校行かなくて良いっていうから私も行かない』と言い出す始末で、その時にかなりイラッときてしまい、私が『くだらないもん見て勉強もしないのならスマホなんていらないな』と、スマホを折り曲げてしまいました。
子供は号泣しましたが、次の日にスマホを購入する際に子供と『ユーチューバーの真似はしない事』『しっかりとした挨拶をする事』の2つの約束をしました。
試したけど、効果がなかったこと
スマホでYouTubeばかり見て真似をしてる子供に、『ユーチューバーの真似ばかりしてるとYouTube見れなくするよ』と言っても言うこと聞かないので、家に設置しているWi-Fi環境を一時的に撤去して動画を見れなくしました。
次の日、仕事が終わり帰宅して娘の姿を見ると、スマホで動画を見てるんです。Wi-Fiないのにどうしてだろうと思ったら・・・嫁の携帯を勝手に操作して、テザリングで動画を視聴してたんです。内心、最近の小学生すごいな・・・と感心しました。
その結果
今も横では娘がスマホでYouTubeを見ています。家族に対してはユーチューバーの言葉遣いや挨拶の仕方を真似する事はありますが、他人に対してはしっかりと挨拶(猫被り?)をするようになったので良かったと思ってます。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
子供の行動&言葉にはイラっとする事が多々あります。それを反抗期だから仕方ないと割り切れる親は少ないと思います。私には無理でした。そんな時は反抗期の原因になっている子供の大切な物を失わせてあげればいいんです。
そうすれば子供が何かしらの変化はすると思います。
それと同時に買い直さないと子供が可哀想なので父親の財布の残高も変化します・・・泣
体験談6. 先回りしない、無理強いしない
1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:9~11歳頃の男の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
小学校3年くらいから5年くらいまで、反抗期が一番強いように感じました。思い通りにいかないと、すぐにふてくされたりが多く、夫と衝突したり。
私が試してよかったこと
本人の意思を常に尊重し、失敗すると親はわかっていても、本人がやりたくない事は無理強いしないようにして黙って見守りました。もちろん、やってはいけない事だけはしっかり教えますが。
試したけど、効果がなかったこと
勉強をはじめ、親のエゴでやりたくない事を無理矢理押し付けるのは良くなかったです。
何かが出来たら褒めたりもしましたが、褒めてもあまり喜ばないし、反抗期に異常に褒めるのは逆効果でした。
その結果
自分自身で責任を感じ、失敗したら次からどうするか考えるようになってきました。親は失敗させないようにお膳立てしがちですが、失敗も子どもにとってはいい経験になります。中学生くらいになると現実が見えてくるのか、自然と落ちついてきました。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
最近は、我が子はじめ、反抗期が早いように感じます。周りのお母さんたちと話をしていると、あるあるな話も結構聞けたりして、ウチだけじゃないんだと安心したりしましたので、悩んだら周りの経験してる先輩母、同級生母等と話をしましょう。気持ちがスッキリします。
体験談7. 本人ではなく周囲を調整。状況悪化を回避
1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:11歳の男の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
小学校5年生の時に、子供が家庭内で自分の思うようにならないことや、学校で友達からからかわれて抵抗したり、先生に相談しても効果がなかったことで、モヤモヤをためてしまったようです。
帰宅後はトイレに入って出てこなかったり、学校で友達と激しめの小競り合いをして相手が怪我をしたり、帰宅途中によそのお宅に石を投げこんでしまったり。
担任の先生から電話がかかってくることも多くて困っていました。
私が試してよかったこと
何か問題が起きれば、すぐに関係者にお詫びを入れ、担任の先生ともスムーズに連絡を取れるようにして、その問題をそれ以上大きくしないようにしました。本人にも事情を聞き、先生にもつないで、気持ちが辛いことを相談できるように心がけました。
試したけど、効果がなかったこと
本人に「どうしてそのようなことをしたのか」と、責めるのではなくて本人の悩みを聞きたかったのですが、本人も触れられるのを嫌がり、断片的にしか知ることができませんでした。
また、学校のカウンセリングも受け、親は話すことで落ち着きましたが、子供にはそれほど効果はなかったです。
その結果
行動することで解決したというよりは、状況を悪化させないようにその学年をやり過ごしたという感じでした。学年が変わり、クラスのメンバーや担任が変わったり、最高学年になったという自覚も芽生えたのか、やや落ち着いてきた感じはあります。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
子供自身もどうしていいか分からないことがあり、分かりやすい解決法はないかもしれないですが、その時その時の問題を片付けているうちに、時間(本人の成長)が解決してくれると思います。
体験談8. 伝えたい事は、子供がイライラしていない時に
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:14歳の女の子
小学生の反抗期に疲れた、当時の状況
14歳ぐらいまでが、特に酷かったです。
話す言葉はいつもとげとげしく、こちらはただ聞いてる状況でした。
私が試してよかったこと
子供の気分が良い時に話をして、刺々しい言葉はどうかな?相手のことをもうちょっと考えて話してみてはどうかな?と言いました。
また、学校ではきちんと相手の立場になって考えて行動して、ということだけを伝えていました。
きっとその時は、その言葉の意味はわかっていたと思います。
反対に、イライラしてる時には近寄らないようにすることが一番です。
試したけど、効果がなかったこと
気分が悪い時は、相手の言葉が入ってこないと思います。その時はきっと言いたいことを言いたいだろうし、正そうとしても、どうにもならなかったです。
その結果
ちょっとだけ和らいできたかと思います。16歳になった今も、やっぱりイライラすることはありますけど、発する言葉が暴言のようなことは、それほどなくなってきたように感じます。
子供ながらに悪いことを言ったというのは、わかっているのだと思います。
小学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス
いつかはそのようなイライラすることは終わるものです。その時は、正そうと思ってもなかなか直らないものです。
時間が解決します。
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