小1の子供が言うことを聞かないことで悩む方は多いのではないでしょうか。 実際にこの悩みに直面し、解決された方にお話をお聞きしました。
体験談1. 人に迷惑をかけなければ、時間は細かく言わない
1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:6歳の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
習い事の練習や寝る時間など、時間のことでいつもピリピリしていました。早起きのために寝る時間を逆算して、今やってほしいことを言うのですが、なかなかその通りにならず困っていました。
私が試してよかったこと
とりあえず他人に迷惑だけをかけないということだけを念頭に置き、時間についてはあまり細かいことを言わないようにしました。習い事の練習(ピアノとバレエ)と宿題が終わったなら、ゲームは好きなだけいいと言うと、割とすんなりやるようになりました。また、寝る時間は30分遅くして、朝はお友達と一緒に行くのもやめたら、時間にゆとりができました。
試したけど、効果がなかったこと
時計を見て、時間を考えて、と根気よく言い続けましたがダメでした。こちらがイライラするだけで消耗してしまいます。
その結果
親がとても楽になりました。やるべきことを早くやればゲームができるとわかってからは、自分で終わらせるようになったし、朝も他人に迷惑かけることは無いのでイライラしません。30分くらい布団に行くのが遅くなっても、その時間はもともと本を読んでいたので、寝る時間は大して変わらないです。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
ひと様に迷惑をかけなければ、自由にさせても良いのかな、と思います。あまりカリカリして怒った顔ばかりしていては子供もかわいそうなので…。なるべく「自分が」楽できる方法を選ぶのが良いと思います。
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体験談2. 小学1年生は遊びざかり。勉強は二の次でいい
3児の父。悩んでいた時の子供の年齢:8歳の女の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
小学校の2学期頃、学校にも慣れて活発になってきた時期で、放課後になると友達と遊ぶことばかりで勉強をせず、夜になっても全くしませんでした。
私が試してよかったこと
解決するために試行錯誤しましたが、妻と話し合った結果、小学生1年生は一番遊び盛りで、勉強は二の次、何も言わずに見守ってもいいと決めました。
試したけど、効果がなかったこと
勉強しなかった次女に対して、毎日毎日、口を開けば勉強しやなあかんやろと連呼していたことにより、更に全くしなくなり、毎日勉強前に泣いてばっかりいました。子供は自分の主張が強いので逆効果でした。
その結果
とりあえず見守る事を意識ししていると、いつの間にか自分から勉強するようになりました。子供を尊重することは、一番、親側が意識してあげなくてはならないなと思いました。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
宿題や勉強をしないからといって、親がいくら怒っても、子供の心はやりたい目先のことをどうしても優先してしまいがちなので、見守る事も大切かと思います。
体験談3. ルールと破った時のバツを子供と一緒に決めた
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:7歳の女の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
幼稚園から小学校に入ったとたん、自我が目覚めたようで、何でも自分ですると言って聞かなかったのが大変でした。自己主張が強くなった感じで、遅くまで公園から帰って来なかったり、宿題をいつまでもしないなどもありました。
私が試してよかったこと
子どもとルールを決めました。門限や宿題をいつするなど、子どもに決めさせて、親はチェックをするような感じにしました。子どもが自分ですることはとてもいいことです。また、約束を破った時のバツのようなことも決めました。
試したけど、効果がなかったこと
最初は、自己主張が強すぎても子どもの成長だと信じて、子どもがしたい通りにさせて、失敗すれば親が責任をとればいいと思っていました。とにかく見守るようにして、目を離さず子どもがやりたい通りにやらせておいたのですが、だんだんと行動がエスカレートし、ただのわがままのような感じになり、子どもに任せておいてもいい限度を決めておくべきだったと反省しました。
その結果
ルールとバツを子どもと一緒に決めたので、子どももその約束を破ればもう信じてもらえなくなると思ったようです。それからは、親と子で決めたルールを守るようになったと思います。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
小学校に入り、宿題があって友達ができて、子どもも少し大人になった気分になるようです。そんな子どもに頭ごなしに怒るのですはなく、子供と一緒になってどうすればいいのか考え、ルールを決めるようにすれば子どもも機嫌よくなります。
体験談4. 子供の乱暴な言葉づかいを親も真似してみせた
1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:6歳の女の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
自分の世界が広がり、友達との世界が広がることで、親の言ってることが窮屈に思っていたようです。反抗的になって言葉使いも悪くなり、悩んでいました。
私が試してよかったこと
言葉使いが悪いことに子供自身が気づくように、子供に同じ口調で話しかけました。子供が嫌がると、「お母さんはあなたと同じことをしているだけ。嫌だと思うのはお母さんも同じ。人にされて嫌なことは自分もしない。」ということを体験して分からせました。
試したけど、効果がなかったこと
反抗的な時は、否定せずに、ポジティブに褒めたりしてみたいしましたが、余計に調子が乗ってしまいました。悪循環で良くならなかった時も多々ありました。怒ることと褒めることのバランスが難しかったです。
その結果
子供が大きくなるにつれ、反抗の度合いも変わってきますが、乱暴な言葉の使い方、口調に関しては、その都度、分からせているうちに言葉のキツさは減っていきました。今は少し落ち着いた感じはなっています。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
まだまだ小さい子と思わずに、自分も同じ目線で接することで、少し大人になったように感じて前向きになる子もいます。褒めるだけ、怒るだけでなく、悪い時は悪い、良い時は良いとメリハリを持って接すことが大切です。
体験談5. ご褒美システムで、習慣づけのキッカケに
3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:6歳の女の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
小学校に入学してから生活リズムが変わってしまい、毎日落ち着かない様子がみられていました。そんな中、ゲームをやることでストレスを発散しているのか、日に日にゲームをやる時間が増えてきてしまい、親が注意しても全く聞いてくれなくなりました。
私が試してよかったこと
事前に今日は何時までやるというのを必ず約束することは、もともと取り組んでいたのですが、もし約束を守れたら、できたよシールをあげて、それが10個貯まると好きなお菓子を買うことができる、というシステムを導入したところ約束を守れるようになりました。
試したけど、効果がなかったこと
とにかく怒ったり、大きな声を出したり、脅すような言葉をかけてしまうと、余計子供もヒートアップしてしまうので、逆効果になってしまいました。
その結果
できたよシールをモチベーションに約束を守れるようになり、習慣化した今はシールやご褒美がなくても守れるようになりました。少しの手間でこんなに変わることができるのかとびっくり。子どもはまだ自分で気持ちをコントロールすることができないので、少し親が先回りして、気持ちをコントロールしやすい環境を作るのも大切と感じました。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
小学1年生は環境が大きく変わったばかりなので、まずはあまり負荷をかけないことが大切なのだと思いました。また、怒ることはお互いがストレスになってしまうので、できるだけ別な方法で良い行動に導く方法を考えていかなくてはいけないと強く思いました。
体験談6. 落ち着いて子供の話を聞いてみた
3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:7歳の女の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
入学してしばらくした頃のことなのですが、学校から帰っても、次の日の準備もせず、宿題もせず、自分のやることをしないし、きょうだいとも喧嘩ばかりの毎日でした。
私が試してよかったこと
2番目ということもあり、上の子より活発で自分の意見ばかり言うので、怒ってばかりの毎日でしたが、その子の気持ちを落ち着いて共感しながら聞いてみました。そしたら、本人も落ち着いて、自分の気持ちを話してくれました。
試したけど、効果がなかったこと
「これをしないとダメでしょ!」と怒ったり、「これをしないとおやつぬきだからね」と罰をあたえることは、その時はよくても長続きせず、すぐにまたやらなくなるので、長期的に考えて効果はありませんでした。
その結果
子どもには子どもなりに頑張っているところがあると分かりました。気持ちを伝えあうことで、親子仲も良くなりましたし、認めてあげることが大切なのだと学びました。今は怒鳴ってばかりの毎日を反省しています。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
同じ目線で、気持ちを伝えあうことが大切だと思います。子どもなりに、悩んで考えていることがあるので、しっかり耳を傾けてほしいと思います。
体験談7. ゲームができる時間を柔軟に変えてみた
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:7歳の男の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
息子が6歳のとき、入学祝いとして旦那の親にゲーム機を買ってもらいました。するとやっぱり、常にゲームのことで頭がいっぱいになってしまいました。
私が試してよかったこと
一番効果的だったのは、ゲームの時間を制限できる設定にしたことです。自動的にゲームができない状態になるので。
でも、いつも決まった時間だけだと我慢するばかりになってしまうので、休みの日は時間を延ばしたり、手伝いをしてくれたら時間を延ばしたりしました。逆に約束を守れなかったり、やるべきことをやってないときは時間を減らしました。
試したけど、効果がなかったこと
時間を決めて、時計をみて自分でやめる、という約束は効果がほぼありませんでした。結局、夢中になってゲームしてるので、時間を忘れるというか、時計自体を全く見ないままやっているという状態でした。
その結果
今では、大体このくらい時間が経ったと体感で分かるようになったのか、制限時間近くになると時計を見て、自分で少し早くゲームをやめるようになりました。他にも手伝いを頑張ってくれるようになったり、やるべきことを早く済ませる癖がついたのが良かったと思います。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
何に対してもダメダメと制限するだけじゃなく、プラスになる方法(手伝いをしたらゲーム時間を増やす)など、我慢させるだけじゃない方向に持って行くのが効果的な気がします。
体験談8. 親も楽になるなら、子供に合わせるのもアリ
1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:7歳の女の子
小1の子供が言うことを聞かない、当時の状況
小学校へ入学してから、毎日学校での決められた授業と学童で、心身ともに疲れていたんだと思います。学校が遠かったこともあり、帰宅するときには体力が残っておらず、帰り道は文句ばかりで歩くのもグズグズ・・・。毎日励ましながら、背中を押し、こちらもクタクタになりながら帰る日々でした。
私が試してよかったこと
マナーは悪いですが、今は仕方がないと子供にも毎回言い聞かせながら、ものを食べながら帰りました。おやつ・菓子パン・おにぎり、時には好物のバゲットを丸かじりしながら帰ったり、スーパーに立ち寄りベンチで何かしら食べて休憩したりして、何とか乗り切りました。
試したけど、効果がなかったこと
どうにかなると思い、無理に行動させることは効果がなかったです。
うちの場合は、頑なに口を閉ざし体も固まらせてしまうので、解決の糸口が見つからず、親も子も疲れて終わるだけになってしまいました。
その結果
無理に何とかするよりも、子に付き合ってしまったほうが、親の精神面が楽になりました。その後は体力がついてきて、今では食べながら帰ることもなくなり、ホッとしています。
子供が言うことを聞かなかったとき、やはりまず子どもに共感することが一番だと思います。親が分かってくれないと、子どもによっては余計に我を通そうとするかもしれません。共感したうえで、親ができることを探ることで、親も子も楽になりました。
小1の子供が言うことを聞かない悩みを持つ方にアドバイス
同じような悩みでも本当に人それぞれなので、「子どもへの共感」と「親も楽になる方法」を意識して、妥協点を見つけていくといいと思います。
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