中学生の反抗期に疲れた・克服した体験談7選

子育て

中学生の子供の反抗期に疲れて悩む方は多いのではないでしょうか。 実際にこの悩みに直面し、解決された方にお話をお聞きしました。

体験談1. ご飯だけは一緒に。それ以外は受け流す

中年女性1
52歳・女性・神奈川県

1児の母。悩んでいた時の子供の年齢:14歳の女の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

中学2年生になった頃から、子供は何を言っても何を聞いても、「は?」「うざ!」「知らない」「だから何?」そんな返事しかしないようになりました。
学校でもうまくいっていないことが多々あるようで、常にイライラとしている様子でした。
そんな子供に対して、どう向き合い、どう関わっていけばいいか、わからなくなってしまいました。

私が試してよかったこと

とにかく、ご飯だけは一緒に食べる。
徹底していたのはこれだけで、あとは淡々と受け流すようにしていました。
何を聞いても暖簾に腕押しのような感じなので、私のイライラも募り、根気のいることでした。しかし、時間が経つにつれて、だんだんと頑なだった態度が解けていったように思います。

試したけど、効果がなかったこと

子供の態度に対して、威圧感たっぷりに叱ったり、時には引っ叩いたりしたこともありました。しかし、それはかえって状況を悪くするだけで、何の解決にもなりませんでした。私も感情的になってしまい、自己嫌悪に陥りました。

その結果

私が子供と同じ土俵にのらない、これを続けるようにしました。こちらが受け流しているうちに、子供もだんだんと馬鹿らしくなってきたのかもしれません。受験生になった頃には、少しずつ悩みも話してくれるようになりました。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

子供の反抗期は、親にとって辛いものですが、決して子供と同じ土俵にのらないようにしてください。反抗期の最中は永遠のように感じますが、必ず終わりが来ます。

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体験談2. LINEスタンプでコミュニケーション

女性2
34歳・女性・神奈川家

3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:14歳の男の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

中2の夏、反抗期はじまる。
朝起きなくて、学校を遅刻したり、夜中まで携帯ゲーム。
部活を休んで遊びに行きなかなか帰って来ない。9時過ぎに帰ってくる。
うざい、うざい、の連続で、ろくに話を聞かない。

私が試してよかったこと

なかなか帰って来ない時などは、LINEでメッセージを送る。その時、ダラダラ怒りの長文ではなく、ご飯出来たよ!など短文か、可愛いキャラクタースタンプやハートを1、2個送信!
反抗期は現在も進行中ではあるが、子どももスタンプや短文で返してくれる。すると、結構早めに帰ってくる。

試したけど、効果がなかったこと

ダラダラ説教や早く帰って来なと言う、ダラダラ怒りの長文。
なかなか帰って来ないし、返事も帰って来ないし、しまいには既読にもならない。どこで誰と何してるのか、いつ帰ってくるのか全くわからない状態になった。

その結果

LINEのやり取りも増え、早めに帰ってくるようになったし、直接話すことも増えた。お互いのコミュニケーションが取れるようになったと思う。兄弟とも話すようになり、家族の時間が増えた。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

ダラダラ怒り説教は、自分も疲れるし、話も聞いてくれない。時代にあった方法で、挑戦してみるのも1つ手ではないだろうか。

体験談3. 母親以外の家族が間に入る

女性10
44歳・女性・東京都

4児の母。悩んでいた時の子供の年齢:15歳の女の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

長女が中学三年生の時の事です。
模試の結果は隠す、塾の面談予定など親に教えてくれない、学校で都合の悪かったこと(提出物を出さなかった)などを教えてくれないため、いつも学校からの連絡などで知ったら、塾から連絡が来て知ったり。
報告くらいしてほしいと伝えてもハイハイと生返事しかしないのでモヤモヤ…。進路も自分の成績を真正面から受け止めず、目先のことばかり選択。無理だよと言っても、私はママと違うからと小馬鹿にする。話にならない毎日でした。

私が試してよかったこと

まず、周りの人に助けを求めました。
私に知られたく無いのであれば、彼女との関係が良好な実母(祖母)に頼み、まめに連絡をしてもらって情報を得ました。他にも、主人との方が性格的にもウマが合うので、色々話を聞いたりしてくれました。無理に自分から突っ込まないで、上手く周りの人の助けを得た方がいいと思いました。

試したけど、効果がなかったこと

ギャーギャー怒るのは本当に意味がない上、かえってこじれました。感情任せに話をするのも逆効果で、お互いに感情のぶつけ合いになってしまい、解決より禍根が残ります。大人になった今でも、感情のぶつけ合いはトラウマだと言われました。

その結果

間に母や主人が入ってくれた事で、彼女も考える余裕ができた様に思います。だんだん年齢があがるにつれて、自分の事を話す様になり、今では一番先に色々相談してくる様になりました。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

特に女の子は、同性の親に何か言われるとカチンとくる様です。身体は大きくなっても考えは子どもなのが中学生。自分の思った通りに動かなくても、別人格であることを念頭において、尊重してあげてください。本当に、説教は意味がないどころか関係性を壊してしまうので、やめた方が良いです!人様に迷惑をかけない事であれば、寛容に認めてあげてください。必ず雪解けの日が来ます。

体験談4. 第三者の手を借りる

女性3
37歳・女性・長野県

3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:14歳の男の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

当時、私は母子家庭で、仕事にほぼ1日行っていることが多く、コミュニケーションがなかなかとれませんでした。
帰っても長男はとにかく部屋にこもっていて、話をしてくれませんでした。
口を開けば欲しいものを買って欲しいとねだられるばかりで、母子家庭時代の私にとっては買ってあげることが難しく、そのたびにひねくれて物や兄弟に当たり散らして、本当にイライラしました。
私の財布からお金を何回か盗み、生活にまで被害が及んだこともあります。

私が試してよかったこと

さすがにお金を盗まれ出してからはまずいと思い、学校の先生や児童相談所、市の家庭支援課に相談しました。
家族に相談すると「おまえが悪い」など、結局解決に至らないので、今後どうしていったら良いのかを第三者目線で考えて、アドバイスしてもらえたので助かりました。長男に向かっても、これ以上お金を盗むなら一時保護として自宅から離れてもらうと児童相談所の方から厳しく言われたことで、長男もすごく反省し、いろいろ考えるようになってくれました。

試したけど、効果がなかったこと

無理に関わり合おうとしたり、愛情不足かと思って希望を叶えようとしましたが、ただの甘えにしかなりませんでした。逆に、機嫌が悪ければご機嫌取りに親が対処してくれると変な甘えが出てしまったので、これは良くなかったなと思います。

その結果

甘えてばかりでしたが、親から離れて暮らさなきゃいけないという辛さを想像したようです。お金を盗むようなことはなくなり、自分からよく話しかけてくるようになりました。
将来の夢も何もない、生きてても仕方ないから楽しく生きて死んでいきたいなどとネガティブなことを言っていましたが、先を見通して考えられるようになりました。いろいろ自分でやろうと意欲も湧いてきたみたいです。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

家族だけでどうにかしようというのは難しいのかもしれません。子供達の近くには、動画やメディアなどいろいろな情報があふれており、家庭環境はこれが「普通」なんだという変な概念を持ったりします。そこから自分の家は「普通じゃない」などと、変な意識を持ち始めることもしばしばあります。
家族だけでなく、いろんなスペシャリストがいるので、学校や児童相談所、市の家庭支援課など外部の力を借りるのも良いです。ただ相性があるので、まずはそういった人たちと自分で話してみて、この人ならという担当者にお願いすると良いと思います。

体験談5. 好きにすればいいと突き放した

女性4
35歳・女性・東京都

2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:15歳の男の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

長男が13歳のころ、何を言っても文句を言い返してくる、物に当たる、話を聞かないという状況になり、「あ、ついに反抗期がやって来たな」と最初は思ってました。進路の話や学校の話など都合が悪くなると、まったく会話ができない状況でした。

私が試してよかったこと

無駄に戦おうとしない。
態度が悪くてこちらが怒っても逆効果、自分のストレスも溜まっていく悪循環だったので、放っておくことにしました。必要以上に話しかけない。干渉しない。

試したけど、効果がなかったこと

いちいち怒る。
反抗期の中学生は、ああ言えばこう言うなので、何を言っても無駄ですし、話になりませんでした。
ガミガミ言おうが、優しく言おうが、我が家はどちらも効果がなく、こちらが疲れるだけでした。

その結果

必要以上に話しかけない、私は私のことで忙しい、あなたの人生だから好きなようにすればいいと、すこし突き放して様子を見ていたところ、寂しくなったのか、時間が経って落ち着いたのか。現在は、一時期のような反抗的な態度はなくなり、一生懸命受験勉強に励んでいます。スタートは出遅れましたが。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

一生、反抗期なわけではないので、時間が解決してくれると思います。こちらが頭を抱えて悩んでも、なかなか響かない。本人の中で何か悟り、落ち着くまで、ひっそり様子を見るのがお互い一番いいと思いました。

体験談6. どんな態度でも最低限の声かけを続ける

女性8
44歳・女性・大阪府

2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:13歳の女の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

中学生になってから気に入らないことがあると反抗し、家から飛び出たこともありました。その時は、1時間ほどで戻ってきましたが(笑)。学校のクラスやクラブが特にうまくいってなかったというわけではありませんでしたが、家ではイライラして愚痴をよく言っていました。反抗期と受験の年が重なったせいか、私は不眠症ぎみにもなりました。

私が試してよかったこと

本当に必要なことだけを注意し、普段からガミガミ言わない。子を信じる。娘の立場になって考える。
あとはツーンとされていても、こちらはいつも通りに最低限の声をかける。

試したけど、効果がなかったこと

娘の態度や口調を注意し反抗されたらこちらもイライラ、カッとして怒鳴っていました。
でも怒ってもこちらのエネルギー消耗が激しいだけで何もいいことはありませんでした。
そんな状態ではもちろん娘も心を開きません。

その結果

時には知らんぷりしたり、めっちゃ怒っても、しばらく経ったらまた普通どおりに話しかけると娘も話しやすくなるみたいでした。
あとは褒める!取って付けた様に言うとわざとらしくなり、反発されるので、その子の対応を認めると満足したように見えました。
そうしているうち、中学生の3年間は反抗期が残ったままでしたが、高校生になるといつの間にか消えていました。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

幼いときは世話をしてあげなきゃと手を取り足を取りしてこられたと思います。中学生になると周りの子も大人び、人の目を気にし始め、多感な時期ですよね。狭い世界にいて、放っておけばいいことも放っておけない。何かしてあげたいけど、あれこれ言うのも本人によくない気がします。手は離れるけど、目は離さないで見守ってあげてください。いつもと様子が違っていたら、優しく声をかけてあげてください。助けを出してきたら全力で守ってあげてください。
子も私達と同じように成長します。見届けましょう!

体験談7. 子供が納得のいく話し合い。結果のご褒美も

男性5
48歳・男性・東京都

1児の父。悩んでいた時の子供の年齢:14歳の男の子

中学生の反抗期に疲れた、当時の状況

何を言っても、筋違いな反論をする時期が悩みでした。特に勉強に関してです。スマホが勉強の邪魔になり、とりあげる度に大騒ぎ、大反抗という時期が大変でした。

私が試してよかったこと

なぜダメなのかの理由を子供がわかる言葉で都度説明しました。納得がいかなければ、納得がいなかい点をしっかりと聞き、筋が通り、理解されるまで、根気強く説明をしました。
その結果、「毎日1時間、勉強をすればスマホを使って良い、ただし22時まで」というルールを作りました。1時間の勉強内容は事前に親がチェックし、終わったら丸つけをするというルールです。

試したけど、効果がなかったこと

なんでもダメは全く通用しません。子供ながらにダメな理由に納得をしなければ、何かを取り上げたり、禁止することは全く効果がありませんでした。子供も答えを常に探しているのだと感じました。

その結果

やることをやればスマホを使って良い、という人参をぶら下げる作戦が功を奏しました。

中学生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

辛いことをすれば楽しいことが待っている、という社会通念的な考え方を説明するのが良いと思います。親も働くことがイヤだけれど、働いた後に家族で遊ぶ時間やお金がもらえる。子供も勉強をしたり、親の言うことなどしっかりやっていれば、楽しいご褒美や遊びが待っているということを根気強く伝えることが大事だと思います。

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