高校生の反抗期に疲れた・克服した体験談6選

子育て

高校生の子供が反抗期になり、疲れてしまったと悩む方は多いのではないでしょうか。 実際にこの悩みに直面し、解決された方にお話をお聞きしました。

体験談1. 態度が悪くてもグッと堪えて静観した

中年女性6
50歳・女性・秋田県

2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:16歳の女の子

高校生の反抗期に疲れた、当時の状況

ほとんど口を聞いてくれず会話は最小限。話たとしても声が小さくて聞こえないので、こちらから聞き返したりすると1回でもウザがられ、娘の機嫌が悪くなると何も答えなくなります。2人で買い物に行っても自分の必要な物を買い終わるとさっさと1人で車に戻っていました。友達のような仲良し母子になりたかったのですが、美味しい食堂やカフェで食事をすることも拒否されてできませんでした。友達はいるようでしたが、家では何も言わないので何を考えているのか全く理解できませんでした。

私が試してよかったこと

最小限の会話はできていたので、少しくらいは態度が悪くても必要以上に責めたり否定するようなことはせず、あまりこちらからは話かけないようにしていました。だからといって、変に気を遣うということもしないようにしていました。思春期の時は自分も同じような感じだったと思い、なるべく子どもに対して干渉するようなこともしないで、自分自身が明るく穏やかに過ごせるように努めていました。バラエティー番組を観ている時はわざと声を出して笑って、楽しい雰囲気を作ったりもしていました。

試したけど、効果がなかったこと

家族以外の第三者が居たら、いつもと違い楽しめて気分が変わるかと考え、私の友達家族と一緒に出掛けたりしてみましたが、当時コミニュケーション能力が低かった娘には逆効果でした。負担になったみたいで、始終不機嫌になり、家に帰ってきても不機嫌が続いていました。

その結果

あまり干渉しない生活を続けていくうちに、高校3年生になる頃に進路の話などで自分の方からしてくるようになり、徐々に会話が増えてきました。そして卒業近くになる頃には、今まで一切話さなかった友達関係の悩みなども、自分から話してきてくれるようになりました。さらに嬉しいことに、買い物時さっさと1人で車に戻っていたのが最後まで付き合ってくれ、食品を入れた袋を持ってくれるようにもなりました。

高校生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

自分から話さない、会話が続かない子は、本当に何を考えているのか親でも分かりません。理解しようと無理に話かけたり会話しようとしてもウザいと思われ、拒絶されるだけなので、焦る気持ちをグッと堪えて子どもを信じて見守ることが大事だと感じました。子どもの方から話しかけてきた時は、無条件で温かく受け入れてあげてください。心配したり憤ったりせず、子どもを信じてあげることで、子どもも親に頼ったり甘えられるようになり、素直な気持ちを出るようになるんじゃないかと思いました。

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体験談2. 心配からの束縛や禁止はやめた

女性7
47歳・女性・広島県

2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:16歳の女の子

高校生の反抗期に疲れた、当時の状況

娘の口答えがひどく、帰りの時間などが遅くなり、手がつけられない状態で反抗期に疲れました。
男の子より女の子の反抗期がひどいのは本当です。

私が試してよかったこと

心配のあまり「あれダメこれダメ」と縛ってしまい、娘とはいつも口喧嘩をしていました。その事に気づき、娘のしたい事をさせました。

試したけど、効果がなかったこと

ダメ出しや禁止、スマホ取り上げ、早い時間指定、特に友達の関わり方の指定をした事がダメでした。今思えば、確かに自分がされたら嫌だなと思います。心配のあまり口出しをしすぎると逆効果になります。

その結果

娘を理解して合わせた事で、結果、素直な子になりました。まだ反抗する部分や、してほしい事やめてほしい事はちょっとありますが、前より全然良い子になりました。今では仲良しです。

高校生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

あまり縛りすぎず、適度に距離を保ちながら接すると良いと思います。社会人になるに向けて、必ず考え方は変わります。娘や息子さんを信じる事も大事です。

体験談3. 子供自身にルールを決めさせた

中年女性3
55歳・女性・三重県

2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:12歳~16歳の女の子

高校生の反抗期に疲れた、当時の状況

小学6年生くらいから中学・高1くらいまで お金の使い方のことや携帯の使いすぎ、夜の補導時間までに帰宅しない、交際相手の親密さなど、心配が尽きなかった。

私が試してよかったこと

親が勝手に決めることはしないように心がけた。親の考え方を押し付けても反発するだけなので、お互いの妥協点を見つけ話し合って同意して、基本、子供にルールを決めさせた。
子供が自分で決めたルールなので、多少甘いことが多かったが、心配する頻度は減った気がする。

試したけど、効果がなかったこと

はじめは親のルールで制限をしたら計画を立てたりしたが、「どうしていうことを聞かないといけないのか?親の感情で振り回されたくない」と言われたこともある。
頭ごなしにいうことが全く効果がなかったし、かえって関係が悪くなった。

その結果

思っていることを素直に口に出してくれるようになった。話す時間が増えて、子供に気持ちもわかるようになったし、今置かれている状況や考えもちゃんと話すことができた。
親としての考えも話せるチャンスもできて、納得してくれるようになった。

高校生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

思春期になると、親では想像ができない環境にいる時もある(親が経験してきたことのない状況)。自分のときはこうだったからこうしなさい!が、同じ状況ではないことが多い。
ちゃんと話を聞いて、今の状況にあったアドバイスや考えを話すようにしたほうがいいと思う。
子供はいつまでも子供ではない。ちゃんとした一人のひととして、しっかり話し合うことが必要だと思う。

体験談4. 怒りの感情は一旦置いて、子供の話を聞いた

女性4
41歳・女性・大分県

4児の母。悩んでいた時の子供の年齢:16歳の女の子

高校生の反抗期に疲れた、当時の状況

高校入学してから、友達付き合いの変化からか、家のルールを全く守らなくなりました。門限をまず守らなくなり、徐々に遅くなり、外泊もするようになりました。連絡はしてくれとの要求にも、都合の悪いこととなると、ラインを無視する。家の手伝いもしない。父親が強めにお説教をすると「虐待だ」と聞く耳をもたない。何をいっても聞き入れなくなりました。

私が試してよかったこと

最終的には、学校退学寸前まで荒れてしまって、先生にも見放されたが、それでも私たちはあなたの味方だと伝えました。私たちの感情は置いておき、怒ることなく穏やかに、ただ娘の言い分を聞いてみました。

試したけど、効果がなかったこと

反応しないからとこちらの話ばかりして、正論をのべて、どれだけ娘が間違ってるか納得させようしたり、心配してることを伝えたり、とにかく親の言い分を一方的に伝えることは、効果がなかったです。

その結果

大きな問題に発展して、そのときにこちらの言い分を感情的になるのをおさえ、穏やかに話を聞いたら、娘が本音を話し出しました。最終的には「殴られると思った。お父さんとお母さんに嫌われるのが怖かった」と言い出し、「嫌いになれるなら、とうの昔になってるわ!」と三人、笑顔で話し合えました。

高校生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

もしかしたら、退学や妊娠中絶、交通事故、警察沙汰などなど大きな問題が起きなければ解決しないかもしれないです。でも、その大きな問題を一緒に乗り越えたときに、家族として絆が強くなっていくように思います。

体験談5. 二人っきりの内緒の時間を作った

女性5
45歳・女性・茨城県

3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:18歳の女の子

高校生の反抗期に疲れた、当時の状況

高校1年の終わり頃にあまり話さなくなり、上の子とよくぶつかってました。バイトを良く変えたり、生活も乱れていました。私や下の子には普通でした。

私が試してよかったこと

子供は3人いますが、その子と2人だけの時間を作るようにしました。
真ん中だからか、上と下の子の良い所を吸収して明るく元気だった子が、学校選択で180度性格が変わり初めは戸惑いましたが、いつも通りに接し、チョットだけでも2人だけの時間を作りました。
ちょっとコンビニに行く時もわざと真ん中の子だけを誘ってみたり、2人だけで映画に行ったり…特別感を持たせました。(全ての子に互いにバレないよう実施)

試したけど、効果がなかったこと

普段は返事もなく会話もなくだったので、都合の良い時だけ子供が話しかけて来たら、こちらも素っ気ない感じにしたこと。これは、逆効果でした。話を聞く!って大切だな…と改めて思いました。

その結果

元々、明るく元気で世渡り上手な子だったので、心配してはいましたが表面に出さず、2人の時にはトコトン話をして時間を共有しました。私も一緒に楽しみ、気づいたら何も今までと変わらず戻ってました。

高校生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

子育てには、悩みが付きものですが、子供も自分の中で葛藤し、色々と考えてます!それに、普段から子供の性格を知ってたら、親なんですから、きっとヒントが沢山あります!話を聞いて寄り添って自分も成長しながら子育て楽しみましょう!必ずゴールはありますよ。

体験談6. 公的機関の相談員に間に入ってもらった

女性3
50歳・女性・千葉県

4児の母。悩んでいた時の子供の年齢:15歳の男の子(三男)

高校生の反抗期に疲れた、当時の状況

ゲームをするために親のお金を持ち出したり、高校へ行かずにゲームセンターへ行ったりしていました。最終的に一番疲れたのは、父親に酷く叱られたことがきっかけとなり、SNSを通じて知り合った友人を頼って九州へ家出をしたことです。

私が試してよかったこと

家出をした際には、然るべきところへ相談をし、その後は公的機関で相談員の方との面談を行いました。

試したけど、効果がなかったこと

無理やりやめさせること、取り上げること、体罰など、本人の気持ちを聞かずに行ったことは良くなかったです。また、親は夫婦2人なわけですから、両方が協力して取り組まなかったことは、子供に効果はありせんでした。

その結果

相談機関へは嫌でも拒むことはなく、初めのうちは無愛想な態度をとっていたようですが、2年ほど通っているうちに相談員の方とも普通に話をするようになり、後から聞いた話ですが、三男は反省の言葉を述べていたとのこと。何より、心が落ち着いたように感じました。
また、次男の高校進学は父親が決めたことで、「俺は○○高校へ行きたかった!」とずっと言っていた反省から、三男が高校進学するときには、本人の意志を尊重しました。その結果、不満はありつつも、卒業までたどり着けました。

高校生の反抗期に疲れたという悩みを持つ方にアドバイス

できることなら、夫婦で協力して取り組んで欲しいと思います。簡単ではありませんし、よく言われていることではありますが、忙しくても子供の話を聞いてあげて、一緒に解決しようという親の気持ちを示してあげてください。公的な相談窓口を頼ることは、まず親の精神的な支えになると思いますので、いくつかの場所で相談をしてご自身との相性の良いところで話をすると良いと思います。

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