公文の宿題しない子どもについて悩む方は多いのではないでしょうか。 実際にこの悩みに直面し、解決された方にお話をお聞きしました。
体験談1. 隣に座って問題を指差しする
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:11才の男の子
公文の宿題しない、当時の状況
小3の時、公文の宿題がやりたくなさすぎて、宿題の一束の最初と最後のページだけやって全て提出するということが数ヶ月続きました。
私が試してよかったこと
公文の先生に相談したところ、親がそばで問題を指し示してあげるだけでいいということや、なんなら親が回答を全て書き、子供は解くことだけをさせるだけで構いませんよとアドバイスいただき、実際にやってみたら、宿題をきちんとやるようになりました。
試したけど、効果がなかったこと
ただ単に、時間になったらやりなさいと言ったり、毎日何をやるか決めたり、計画を立ててやるということはあまり効果がなかったように思いました。それ自体が子供の負担になるように感じました。
その結果
私自身がそばにいるだけで、子供はすらすら解くようになりました。最初こそ、問題を指で指し示す等をしていましたが、そんなことをしなくても、見ててあげるだけで、自分からやるようになりました。
公文の宿題しないという悩みを持つ方にアドバイス
公文の先生からアドバイスをもらい、是非やってみて欲しいと思います。本当に驚くほど子供の勉強への姿勢が変わります。
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体験談2. テレビ開始までの1時間を宿題タイムに
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:6歳の女の子
公文の宿題しない、当時の状況
公文の宿題は繰り返し解くものが多いので、途中で飽きてしまいます。
「またこれ?同じだよ」と文句を言い、だらけて気が散り始めます。
私が試してよかったこと
子どもたちが楽しみにしているテレビの時間に合わせて、公文式の宿題を始める時間をテレビの1時間前に設定。「あと1時間後にテレビだから、それまで頑張ってみる?」と励ましの声かけをします。
また、宿題中のおやつをOKとし、少しでも進められるように促します。そうすると、おやつで糖を摂取しテレビが始まる時間まで集中するようになりました。
試したけど、効果がなかったこと
「繰り返しが勉強には大事なんだよ」とか、大人の意見を子供に伝えていた時期がありましたが、子どもには理解できない内容で全く心に響きませんでした。
年長から小学1年生の子供にとって、繰り返しの勉強が必要だと気づくのは難しく、理解できないので、説得は無駄でした。
その結果
テレビが始まる時間までに宿題を終わらすぞ!という気持ちになり、文句を言いながらも宿題に取り組むようになりました。また、「今どのくらいかな?」と声掛けをすると、つまづいていることに気づけたりするので、良かったです。
公文の宿題しないという悩みを持つ方にアドバイス
大人の言葉で「勉強とは」と説教しても子供には理解できません。幼いうちは目標を決めて、子どもがやる気になれるスケジュールを立てると良いと思います。おやつを食べながらでも、噛むことにより脳が刺激されるので学習の妨げにはならないと感じます。お子さんの好きなことをねじ込んで勉強を進めるのがスムーズだと思います。
体験談3. 親が付き添い、隣で励ます、褒める
3児の母。悩んでいた時の子供の年齢:8歳の男の子
公文の宿題しない、当時の状況
公文を始めた頃は集中してどんどん宿題をこなしていたけど、だんだん問題が難しくなってきたら、集中力も散漫して、他の子が見ているYou Tubeやゲームに気を取られて、何回も間違えるという悪循環で進みが悪くなりました。
私が試してよかったこと
終わったらゲームやテレビ、おやつなどで盛り上げたりもしましたが、1番良かったのは、私が隣に座って「できてる!できてる!大丈夫」と応援することでした。終わった後に「できるやん!凄いよ〜」と褒めたり、認めてあげるのが何よりも頑張れるんだと思いました。
試したけど、効果がなかったこと
ゲームやYou Tubeやおやつなどのご褒美で釣るのは、集中力が続かなかったです。
あと、兄弟一緒の時間に公文をさせるのも、我が家は兄弟同士で比べてしまうのか、早く終わった子が羨ましくてグズるので、時間を決めず、それぞれやる気があるときにやりましょうとしています。
その結果
私は時間をとられるけれど、子どものイライラ、グズグズがましになりました。ご機嫌に公文をこなしてくれると長く続けられるので、無理強いもしていませんが、もう6年も続けられています。子どもたちの計算力や英語力はアップしています!
公文の宿題しないという悩みを持つ方にアドバイス
なかなか公文の宿題をこなすのは大変ですよね。でも今まで頑張ってこられているので、お子さんならこなせます!私もイライラしてしまう時がありますが、温かい気持ちで見守り、認めてあげていると、必ずお子さんの力になると思います。
体験談4. 子ども目線の楽しいルールを作った
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:4歳の女の子
公文の宿題しない、当時の状況
3歳の頃から公文を始めたが、昨年の8歳まで宿題を自らスムーズに始める事ができず、プリントをぐちゃぐちゃにする、癇癪をおこし大泣きなどなど。その都度、年齢に応じていろいろ解消させながら、宿題は全てクリアして教室へ行かせてました。
私が試してよかったこと
子供の目線で楽しい事を考え、思いついたら実践してました。
3歳〜4歳頃は、隙間勉強の方法をとり、少ない枚数を終わらせたら、おやつタイム。
5歳〜6歳の頃は、プリントかくれんぼ。1枚プリントを終わらせて子供が部屋のどこかへ隠す。宿題全て終わった後、そのプリントを「どこだろ〜?」と親が探す。終わった宿題しか隠せないルール。
6歳〜8歳は、ママの知らない間に公文終わらせてたら、自由時間がプラスされるルール。親が言う前に!親が帰ってない間に!そんな気持ちが生まれて良かったです。
試したけど、効果がなかったこと
怒る、やらないと出かけない、など脅迫の様な事を言った事もありますが、その時間だけ泣きながら解決しますが、持続して行う宿題や自ら宿題をする習慣には結びつきませんでした。
その結果
毎日の事ですので 同じ掛け声だと本人も飽きます。年齢が変わるたび、かける言葉やワクワクさせる事を変化させてきました。そうしているうちに、自ら宿題を終わらせる様になりました。
公文の宿題しないという悩みを持つ方にアドバイス
宿題は、必ずやって行くものなのだと本人が思える様になる前に、親である私達が思わなければいけないと思っています。量ではなく、必ず毎日毎日やる事に親子で慣れる。当たり前の事の様ですが、これが大変です。
やって行かなくても、「まぁ。いっか!来週頑張ればいいし」と上の子供の頃の私はそんな親でしたので、勉強をする習慣が身につかず、成長するにつれて本人が苦労しました。それを教訓に、ご飯やお風呂の様に習慣にしようと決めて、次女の公文をスタートさせましたが、生活の中で学習する事が当たり前になってます。
体験談5. 宿題の量を減らす。自宅で先に丸付けも
2児の母。悩んでいた時の子供の年齢:11歳の女の子
公文の宿題しない、当時の状況
与えられたものは自分から進んで行うタイプの子で、提出期限も守らなければ不安になる性格なので、公文を始めてからはほとんど本人に任せていました。
3年生から公文に通い始め、やっと学年相当になるかならないかくらいの時期でした。ある日公文に迎えに行くといつも以上に表情が暗く沈んでいます。どうしたのか聞いても最初ははっきり答えず、宿題もしない、もう辞めたいと泣いて訴えてきました。宿題を親に報告せずにしない、ということは幸いにもなかったのですが、プリントを見るのも嫌な状態に陥りました。
過去に学習し習得したはずの問題が、再び出されたときに解けなかったこと、学年相当になったことで計算の解き方や考え方が理解できなかったことが原因でした。
これらのことにより、公文教室での宿題の直しが大量に発生(宿題1枚につき半分ほど間違っていた)した上、教室で解くプリントの直しも多く精神的に辛かったようです。
私が試してよかったこと
宿題をしたくない原因の一つには、よく理解できていないことも理由にあると考えました。
本人からよく話を聞くことと、今現在どのような問題を解いていて、娘がどう回答してるのか数枚確認しました(あまり見ると自分も余計な一言を言ってしまいそうなので数枚程度にしました)。
内向的な性格なので、分からないことがあっても先生に最後まで聞けてないこともわかりました。
まずは先生に直接連絡をして、娘の現状を報告。宿題と教室での課題の枚数を減らしてもらいました。直しが減るように先生の許可を得て、自宅で丸付けを1か月行いました。
教室では先生のすぐ近くに着席させていただき、分からない時には座ったままでも直接声をかけられるよう配慮して頂きました。
試したけど、効果がなかったこと
先生からは進捗が遅くなるから、このまま頑張ってみようといわれたこともありました。しかし、宿題量も変わらず、かといって親が常につきっきりで宿題を見て間違いを都度説明すると、お互いのストレスが非常に強くなったので、やめました。
その結果
宿題の量を減らしたことで、ひとつずつ丁寧に問題に向き合うことができました。
また、自宅での採点も、解いてすぐに直せるので、なぜどこで間違えたのか理解が進みました。
教室でも先生からの声掛けも多くして頂き、1か月程で「今日は早く終わってよかった」と笑顔が見られるようになりました。現在は宿題も元の量に戻し、公文も続けています。
人生初めての挫折だったと思いますが、この時期を乗り越えたことで、娘と「あの時、諦めずに続けたからこの問題も解けるようになった、今も難しい問題になったけどゆっくりやろう」と声をかけると、自分でも分かっているようで、投げ出すことがなくなりました!
公文の宿題しないという悩みを持つ方にアドバイス
宿題をしない原因はその子それぞれだと思いますが、我が子のように、ちょっとした挫折感やスランプを感じることにより、投げ出したくなる気持ちを持つこともあると思います。子供にとって何が必要でどう対応すると良いのか、教室での指導をどのようにして頂くのかを、まずは先生と相談することが一番です。
体験談6. 兄弟というライバルを作る
2児の父。悩んでいた時の子供の年齢:7歳の男の子
公文の宿題しない、当時の状況
入塾当初はまじめに宿題にも取り組んでいました。成果も上がっていました。ところが、半年ほどするとユーチューブのアニメにハマってしまい宿題を拒否し始めました。私が注意してもやる気を見せませんでした。
私が試してよかったこと
年子の弟がいるので、弟を公文に入塾させました。弟は公文式が性に合っていたのか熱心に取り組んでいました。それを見ていた長男が対抗心を起こしたのか、再び宿題を始めるようになりました。負けず嫌いの性格がそうさせたようです。
試したけど、効果がなかったこと
最初のうちは、叱ったりユーチューブやアニメ番組を見せないようにして、宿題をやらせようとしましたが、成果はありませんでした。やる気のない人間に強圧的なことをしても、意地になるだけで効果がありませんでした。
その結果
親がいくら言っても子供が納得して、自らやる気を起こさなければ行動は改善されません。弟を公文に入れたことで長男の闘争心に火がついて宿題を再度やるようになりました。ある意味ライバルの存在が必要のようです。
公文の宿題しないという悩みを持つ方にアドバイス
馬を水際まで連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない、という諺や、北風と太陽の話のように、力づくで相手の行動を変えようとしてもうまくいかないことを肝に銘じて行動することが大事です。